中国語の効果的な学習法

日本人が話す中国語は伝わりにくい

上海や北京などにいる日本人が話す中国語が中々現地の中国人に伝わらないというシーンをよく見ます。せっかく日本で中国語を勉強しても現地の中国人に伝わらなければ意味があります。その原因の殆ど中国語の発音をちゃんとマスターしてないからです。
我々日本人が話す言葉は「あいうえお」の日本語では単純母音が5つしかなく、全部で50音しかありません。その為、変な喋り方や方言でも聞けばなんとなく分かる部分があります。それに対して中国語は、日本語にない発音が非常に多く存在します。405個の発音に加え、四声という声調の組み合わせで構成されていますので、例えば「ま」という発音があったとしても、四声が間違えたら、全く別の意味になってしまい通じません。しかも中国語は「反り舌音」などのように日本語にない発音や、「あいまい母音」のように日本人が聞き分けられない発音が多く存在しています。例えば中国語の「ri」という発音は「り」とは発音しません。「る」と「う」の間のような発音をします。

我々日本人が話す英語が下手なのも理解できますね。
実際に我々日本人における語学教育は発音よりも文法を中心とする傾向が多く、その為、日本にある多くの中国語学校は日本人の性格や勉強方法に合わせて文法を中心に教えています。
更に日本で発売されている多くの中国語教科書では、カタカナで中国語の発音を表記していますが、これは絶対に現地では通じません。このような覚え方の中国語が通じるのは上海の日本人街にある飲み屋の女性です。

実は日本人が1番中国語をマスターしやすい?!

前項でもお伝えしたように中国語は発音が全て。日本人が苦手な発音の壁さえ乗り越えれば中国語学習が楽しくなります。そもそも我々日本と中国の大きな共通点は同じ漢字文化を持つ国と言う事です。
考えても見てください。ABCしか文字がないアメリカ人が日本や中国の漢字を見たときにどう思いますか?もっと簡単に文字を作れなかったのか!と思わず突っ込みたくなります。しかし中国の漢字と日本の漢字は意味もかなり似ているので、中国の待ちを歩いていると、「これはきっと薬屋だな」と漢字を見ただけでなんとなく意味がわかります。そういった意味では、読むことが出来る日本人は外国人よりも圧倒的優位に中国語をマスターする事が出来ますがどうしても発音だけは苦手なので、発音に時間を費やし、ネイティブの中国語を徹底的に学んだほうが早く中国語をマスターできます。

中国語は听(聞く)・说(話す)・读(読む)・写(書く)の順で覚える

中国語は「聞く」「話す」「読む」「書く」という順番で学習する事が最も効果的と言われています。しかし日本の語学教育は「読む」「聞く」「話す」「書く」という順で学ぶケースが多いです。ここで言う「読む」のはテキストで文法を学ぶことです。(この中に単語を書いて練習することを含む)そして基本文法を理解できたら、リスニングCDを使い「聞く」、そしてある程度聞き取れるようになったら講師の真似をしながら「話す」と進みます。

テキストを読むことから始める場合、正しい文法を覚えられるというメリットはありますが、逆に実践会話に弱く、いざ中国人と話さなければいけないという時に会話が出てこないというとデメリットがあります。
特に中国人の喋り方は実際には怒っていないのに、怒っているような喋り方をするので、話す事自体に臆病になってしまうケースもあり、こうなってしまうと中国語学習がどんどん遅くなってしまいます。

忙しいビジネスマンの場合、殆どは仕事で派遣されて中国に行くことになり、勉強できる期間も短いと思いますので、まずは日常会話や職場で実際に使うような会話や単語を中心に、中国人並みの発音になるように発音練習を徹底的に行い、その上で会話量を増やしていく事で、中国人に臆さない、伝わる中国語をマスター出来るのです。

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